愛知県印刷工業組合 - 人に 社会に 想いを カタチに

組合事業のご案内

愛知県印刷工業組合は「中小企業団体の組織に関する法律」を基に、愛知県下全域を区域とする一般印刷業で構成する出資組合です。

上部団体で全国組織である全日本印刷工業組合連合会(全印工連)と連携をとりながら中小印刷企業の地位向上と健全経営の環境づくりに努め、資格取得の支援、各種研修事業、福利厚生事業等を推進しています。

また、企業経営における各種申請等にあたっての支援やアドバイスを、愛知県中小企業団体中央会への仲介により展開しています。

組合員数

180社(令和6年4月1日現在)

ホットな情報の早期提供

当組合の月刊機関誌「あいちの印刷」、上部団体である全印工連の月刊機関誌「日本の印刷」、またEメールやFAXを利用して、環境、労務、教育、行政の動き、各種説明会、研修会、展示会等の催事、その他関連する最新情報を組合員へ随時提供しています。

» 「あいちの印刷」PDF版を見る

情報交換、交流

地域を基に構成している支部毎の交流、また支部同士での交流を通して、組合員相互の情報交換、交流を展開しています。

※業界情報の発信・交流については「あいちの印刷」「全印工連Webサイト」「機材メーカーリンク」などもご参考にしてください。

委員会活動による事業展開等

三役直轄事業

三役直轄事業として、下記の各事業の充実を図っています。

ポスターグランプリ
中部地区印刷協議会全体で愛知県印刷協同組合とともに協力しながら開催しています。
「ポスターグランプリ」の認知度も年々上がており、学校関係者や一般のデザイナーにも関心を持っていただけるようになりました。将来のグラフィックデザイン業界を担う人材育成の一環として、社会的意義をより深めることができるよう継続して活動いたします。
名古屋而立会への支援・協力
組合青年部の活動は名古屋而立会に委託するとともに、情報交換を密にしながら支援しています。
会員相互の交流を通して、将来の印刷業界を担う若手印刷人の育成を図っています。
関連団体、関連業者との情報交流およびゴルフコンペ
その他、各事業委員会に属さない案件等への対応

組織・共済委員会事業

 組織・共済委員会では、組織事業として各支部との強固な連携により、「経営の安定」に役立つ情報の収集、提供を行うとともに、他団体含め横と縦の両面から組合員企業との繋がりを持ち積極的に交流を図るべく各支部・委員会事業の推進を支援します。
また、官公需対策の一環として、愛知県との定期的な意見交換の機会を活かして、業界の取引改善等に取り組んでまいります。
共済事業としましては、各種共済制度への加入促進を行い、組合員企業・組合事業の下支えをしてまいります。

A 組織事業(広報・関連情報の収集・提供による組合員加入促進)
 組織事業では、組合員が減少する中、それぞれの組合員企業が自社の強みを発揮し、組合員企業の「1社当たりの売り上げ拡大、適正な収益確保、従業員一人当たりの出荷額の指標向上」などに貢献できるよう、企業経営に必要な情報収集を行います。
また、BCP対策の一環であるクラウドバックアップサービスや安否確認システム等、組合員企業の組織強化につながる制度の普及増進にも努めてまいります。
更には、本年度よりAdobe CCの「全印工連特別ライセンスプログラム」についても、別記の各共済保険と併せて当委員会において加入促進に取り組んでまいります。
  1. 全印工連、その他関係機関や諸団体からの関係情報の収集と提供
  2. 支部事業の積極的支援と広域化する各支部との連携
  3. 「あいちの印刷」の継続発行
  4. 組合ホームページの更新見直し
  5. 全印工連「クラウドバックアップサービス」の普及増強(BCP対策)
  6. 全印工連の安否確認システム「Safetylink24」の普及増強(BCP対策)
  7. Adobe「全印工連特別ライセンスプログラム」の周知及び加入促進
  8. 新年互礼会の開催
  9. 各委員会の事業推進に関する、組合員へのより積極的な広報活動の推進
  10. 愛知県印刷産業団体連絡会及び関係諸団体との緊密な連携のもと新年互礼会の実施
B 官公需対策事業
 官公需対策では、入札においてMUD教育検定やグリーンプリンティング認定、CSR認定などSDGs目標達成に関連する資格を取得している事業者に優先発注するよう働きかけてまいります。
 また、原材料やエネルギー価格の上昇の影響を加味した適正な予定価格の設定を要望してまいります。
 更に、入札参加資格申請において、「印刷機械設備等の保有」「自社の印刷機を使用」「県内で印刷の全行程を行う」などの「定時見積制度」の実施状況の確認を継続して行います。
C 共済事業(経営の安心・安定の提供)
  共済事業では、広域化する各支部と協力して、組合員企業に少しでもお役に立てる各種共済制度(「医療・がん・介護共済」「生命共済」「設備共済」)のメリットを周知してまいります。また、昨年度に引続き、今期も重点工組の指定を受けておりますので、加入率を上げるよう積極的に取り組んでまいります。
更には、現存の生産物賠償責任保険「プリントリバースα」に加えて、新たな共済制度として、在庫品や納品前の製品の予期せぬ事故をカバーする物流包括保険「サポートワン」、取引先の万が一(入金遅延や"もしも"の事態)に備える事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラス」を導入し、組合員企業の経営サポートを強化してまいります。 以上はいずれも「組合」というスケールメリットを活かした制度です。組合員の皆様には是非ご活用いただき、ご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。 以上のとおり、既存の各種共済制度の加入推進に継続して取り組むとともに、新保険の開設導入にも積極的に取り組み、組合の財政面の強化に尽力いたします。
  1. 生命共済制度「ライフピア」(全日本印刷工業組合連合会 共済センター)
  2. 医療・がん・介護共済制度(全日本印刷工業組合連合会)
  3. 総合設備共済制度(全日本印刷工業組合連合会)
  4. 新医療保障プラン(メットライフ生命保険)
  5. 愛知火災共済(愛知火災共済協同組合)
  6. 自動車事故見舞金共済(愛知県商工共済協同組合)
  7. 経営者医療共済(愛知県中小企業共済協同組合)
  8. 傷害共済(愛知県中小企業共済協同組合)
  9. 生命傷害共済(愛知県中小企業共済協同組合)
  10. 生産物賠償責任保険「プリントリバースα」(㈲保険ネットワークセンター)
  11. 新・物流包括保険「サポートワン」(㈲保険ネットワークセンター)
  12. 事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラス」(㈲保険ネットワークセンター)

労務・新人教育委員会事業

例年通り、4月2日より新入社員研修を行います。社会人・印刷についての基礎講座、「インターネット広告」「動画制作」など印刷業界が取り組む新しい分野の講座、一昨年より取り入れた組合員各位の協力によるシール印刷・シルク印刷・特殊加工の講座など全27日(186時間)・29講座を開催します。
また、組合員の皆様に向けた「断裁機の特別教育」、「職長教育講座」も引き続き継続開催いたします。その他、下記の通り組合員に有益な情報を引き続き発信していきます。

  1. 印刷会社の新入社員研修会(4月2日〜5月21日)決定
  2. 「断裁機使用にあたっての特別教育(学科・実技)」の実施
    1. 学科講習( 7月27日/㈱光文堂 会議室)
    2. 実技講習( 8月3日/木村紙商事㈱ ・ 8月24日/㈱アクアス)
  3. 職長教育(実施日調整中/メディアージュ愛知)
  4. 「働き方改革」の一環とした法改正に関する情報発信
  5. 「永年勤続優良従業員表彰」の実施
  6. 「鉛・有機溶剤・特定化学物質取扱者健康診断」の実施の周知(前期・後期)
  7. 次年度新入社員研修会に向けての人材開発支援助成金の説明会
  8. 労働関係法規に関する情報発信

CSR・ブランディング委員会事業

 CSR・ブランディング委員会は、組合員企業の未来創造と社会にむけた印刷産業のブランディング浸透を目的とし、令和5年度より準備を進めてきた外部クリエイターと組合員企業とのコラボレーション事業を推進します。その成果物の発表・販売イベントとして【ワクワクぷりんと博覧会】と称したマルシェ(会場:星が丘テラス)を5月に開催したところです。その後に事業総括し組合内に情報共有を図る報告会(セミナー)の実施を計画しております。そのうえで、次年度以降の開催についての検証、検討を図ってまいります。
そして、全日本印刷工業組合連合会のCSR施策に連動した活動をしてまいります。
さらに、今期の執行部の刷新にあたり、組合案内の改訂版の制作を行います。

 一方で、2014年度のブランディング委員会発足から10年目を迎えます。これまで、印刷産業のブランド・アイデンティティ『お客様と文化を共創するビジネス・コンシェルジュ』と定義し、印刷産業をとりまくステークホルダーに浸透させる活動を行ってきましたが、節目を迎えるにあたり、今後の活動の在り方や方向性を検証し、組合会員企業にこれまで以上に有益な情報提供や効果を実感できるような施策の見直し強化を検討してまいります。
今期のミッションとして、以下を計画しております。

  1. 外部クリエイターとのコラボレーション事業の実施
    1. 「ワクワクぷりんと博覧会」マルシェの開催
    2. 組合内向け事業報告会(セミナー)の開催
    3. 次年度以降の継続開催に向けた検証、検討
  2. 愛知県主催「中小企業経営者と学生との交流会」への参加
  3. 「日本印刷個人情報保護体制認定制度(JPPS)」中間講習会の実施
  4. 組合案内改訂版の制作
  5. ブランディング委員会の活動の在り方、方向性の再定義

教育委員会事業

 組合員企業の皆様にとって貴重な財産である社員の皆様の育成、教育、技能向上のため、キャリアアップに繋がる資格試験、セミナーの開催、及び全組合員にとって大きなメリットを得られる情報の配信、周知に尽力致します。
そのために下記の事業を行います。

  1. 印刷技能検定「オフセット印刷作業」(国家資格)実技試験・採点の実施及び学科試験対策セミナーの開催
  2. プリプレス技能検定「DTP作業」(国家資格)実技試験・採点の実施及び学科試験対策セミナーの開催
  3. 印刷技術、従業員教育に関する情報の発信
  4. その他(セミナー等の開催)(「印刷営業講座」及び「印刷営業技能審査認定試験」は隔年(奇数年度)実施予定)

経営革新委員会事業

 最近ではウィズコロナの時代と言われるようになり、改めてこの数年で私たちの生活様式や私たちを取り巻く経営環境が一変したことを実感しております。
そうした変化の中、いかにして会社を経営し競争力を高められるのか、今までとは違う角度からの知識や情報が欠かせないと思います。
例えばDXを活用したデジタル化などは、営業面・製造面だけではなく、経済活動をしていくうえであらゆる場面で必要になると感じております。
今年度、経営革新委員会ではこれからの時代に必要な知識や情報を提供し、皆さまのお役に立つ企画を考えてまいります。

  1. 経営革新セミナーの開催
  2. 企業見学会の実施